hokuhokuoshima
北越急行株式会社 運輸部運輸課
ほくほく大島駅■新潟県上越市大島区下達269番地2号
無人駅

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 川が流れ、その上に鉄道の高架線が走り、そこへ2両分のホームが単線で設置されている…そんな駅です。周囲は国道と若干の民家があるだけの静かなエリアです。

 計画段階では「頚城大島(くびきおおしま)」という仮称でした。

 そんな当駅は高架上に駅を設置したがために地上3階レベルにホーム等があり、そこまでのアクセスのために駅舎も3階建てになっています。1階のエントランス部分から3階の待合スペースまでは階段かエレベータを活用。1階には「ドトールコーヒーカフェグランド」(現在は閉店)が、2階には新堀ギターがあります。

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 1階のドトールコーヒーは一般的に知られているチェーン店ではなさそう。コーヒー豆の原産地の地名が由来だったのかなと。2階の新堀ギターは御茶ノ水などで有名なギター教室や販売を手がけるギター好きなら大抵おなじみであるあの「新堀ギター」が当地にも出店しているようです。ホームページを拝見するとアットホームで楽しそうな雰囲気が伝わってきます。なんといっても大音量で演奏してもそれ程クレームも出なさそうな環境がGoodかも知れません。

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 コンコースは3回にあり、ホームへは段差無しでアクセスが可能となっています。ホームからトイレまでが比較的容易に行き来できるため、車両にトイレの設置が無いほくほく線列車内でトイレに行きたい利用者が出た場合は当駅を案内することが多いそうです。

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 ところで、当駅の六日町寄りトンネルの出口付近は単線用にしては広くなっています。
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 これは恐らく当駅に交換設備を設置する計画だったようです。されていて、トンネル出口付近にポイントを設置するつもりでこのような出口の造りになったのだと思われます。結局交換設備は当駅の前後のトンネル内に信号場として設置され、当駅は1面1線のシンプル構造となっています。

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 なので当駅の構内は単線上の1面1線となっています。

隣の駅@ほくほく線
上り:まつだい駅■9.4km
下り:虫川大杉駅■6.2km

※訪問日:2003年5月29日