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　令和5（2023）年1月訪問時の様子です　

　2016年12月竣工の「木になるリニューアル」が竣工した後の様子です。


　駅舎はどこかのつくり醤油業者の倉庫か工場のような雰囲気の木造っぽい風情にリニューアルされています。↑は五反田方面行きの2番線ホーム側駅舎です。当駅も上下線で構内は独立していて、改札内で上下線ホーム間の行き来はできません。


　↑こちらは旗の台・蒲田方面、1番線側の駅舎です。


　当駅は都営浅草線・戸越駅が至近距離にあります。


　蒲田方面ホーム側駅舎の運賃表です。大崎広小路駅と五反田駅の運賃は表示されていません。


　五反田方面、2番線ホーム側の運賃表です。こちらは運賃表が東急線路線図にはなっておらず、シンプルに大崎広小路駅と五反田駅のみ図になっています。また、五反田駅からのJR線乗継割引適用範囲（連絡乗車券発売範囲）の図も掲示されています。

　五反田方面駅舎の券売機の東急線きっぷメニューです。発売区分が130円区間に限定されて表示されています。なお、東急線から五反田乗継で都営地下鉄線への乗継割引設定はありません。


　ホーム構内の様子です。屋根部を中心に「木」が強く意識されたデザインになっています。


　構内は複線上の2面2線です。


　五反田方面駅舎頭上にも出ていた醤油づくり業者さんのようなシンボルマークは駅舎の三角屋根が当駅の象徴として親しまれていることを示しています。そのコンセプトなどはこちらのサイトに詳しく出ています↓



　このシンボルマークの壁紙には当駅に対する愛情あふれたメッセージが無数に書き込まれています。


　このリニューアルに用いられた木材は都内で採取された多摩産材が使われています。これぞまさに「地産地消」。

　平成28（2016）年7月訪問時の様子です　

　訪問時点の2016年7月現在、リニューアル工事の真っ最中でしたが、このときは駅舎などで古い状態を保持していて池上線っぽい雰囲気を醸し出しています。

　当駅は構内踏切がある駅が多い池上線のなかでは比較的早い1955（昭和30）年に構内踏切を撤廃し、上下線で改札口を分離させています。↑の五反田方面側改札は開業時からあるっぽい建物です。こちら側の改札口からは大崎広小路駅と五反田駅にしか行けないので、自動券売機で乗車券は初乗りの区間しか購入できません（オトクなきっぷや定期券、回数券も購入可能）。


　こちらは昭和30年にできたっぽい蒲田方面改札口です。


　当駅は「戸越」を名乗ってはいるものの所在地は品川区平塚。戸越はもうちょっと国道1号沿いに出たところあたりの都営浅草線戸越駅周辺のことを言うそうです。


　改札外の踏み切りから五反田方向を見た図です。


　改札口の脇の比較的大きなスペースを利用してリニューアルに関するコンセプトが書かれていました。


　リニューアル完成イメージはこんな感じ。「木になるリニューアル」を謳っているだけのことがあり、ウッドテイスト満載の完成予想図になっていますが、2016年7月時点ではこんな感じの状態です↓
　今後、ホームの壁もそれなりにウッディな感じに変っていくんでしょう。構内は複線上の2面2線です。


　そのリニューアル工事の一環なのか、五反田方面改札の中にある水飲み場が使用中止になっています。リニューアル工事後は復旧するのかな？

　なお全国には「銀座」と付く駅が当駅を含め4駅の中で最も歴史が古いんだとかで。
・東京メトロ銀座駅：1934（昭和9）年3月3日開業
・東京メトロ・都営地下鉄東銀座駅：1963（昭和38年）2月28日開業
・東京メトロ銀座一丁目駅：1974（昭和49）年10月30日開業
・当駅：1927（昭和2）年8月29日開業

隣の駅＠IK池上線
上り：大崎広小路駅IK021.1km
下り：荏原中延駅IK030.7km

※訪問日：2016年7月15日,2023年1月8日

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